自分のこと面白いと思っているつまらない男の会話
つまらない男の会話は事実が多いらしい。
「今日、朝起きたら12時くらいでお昼すぎて、大学の授業寝坊しちゃったー(笑)」
これはおもんないんですよねー。
しゃべっている人の感情がいっさい入っていないので、なんかつまんねってなる。
寝坊したからなんや?って話です。
大事なのは、自分の感想、感情をドバドバ入れること。
さっきの会話に感情を入れると
「昨日、飲みすぎて、そのままベッドにダイブしたんよ。
で、めっちゃ肩痛いと思ったらベッドから思いっきり落っこちてて、肩がしびれてクッソ痛かった。もうひと眠りしようと時計見たら12時過ぎてて、ビビり散らした。
12時からゼミの先生の授業やったから、「やばっ」て思って慌てて大学行ったんやけど、教科書忘れとったんよ。授業にちこくするわ、教科書忘れるわでめっちゃ怒られたわ。つらたんよ。」
ってこんな感じで情景を緻密に描写して、感情をいれると情報量が多くなる。
これが良いかどうかは置いといて、聞いている方はまだ反応しやすいんではないだろうか
自分の感情を相手にバシッと伝える。
そして相手に何か感想を言わせて共感してもらうのがいいと思う。
あと、僕がよくやってたのは論理で返事するということだ。
例えば、友達と飯屋に行ったときに
友達「あー腹減った~、ハンバーグ食べたいなー。」
僕「メニューにあるから頼めるね。」
みたいなのを真顔でやってた。
こわっ。今思い返したら相手の感情を無視してますよね。
モテない男は察する能力が鬼低い。
相手が言ったことから感情を抜いてくる力が皆無、だから相手を喜ばせることができない。これをどや顔で「俺鈍感だから」とか言ってるの見て女子はドン引きしている。
これはぶっちゃけトレーニング的なところが多い。
相手が何を求めているのか?額面通りではなくて相手はどのように感情を抱いているのか?常に考える。
自分には会話の才能がないと自覚しているならやった方がいい。
僕は超コミュ障だった。言葉を言葉のまま受け取り、相手の背景、感情を考えることができなかった。
例えば、大学一回生の時
僕「○○ちゃんスターウォーズ好きなんやね。」
女子「そうなんよー。ディズニーもめっちゃすきでぇ、今やってる映画も見に行きたいんよね!今すぐでも見に行きたいくらいなんよ~。授業の空きコマでも見たいくらいよ」
僕「あ、そうなん。全然見てきていいよ。僕、残りの作業やっとくねー。」
女子「。。。」
この会話のおかしさにお気づきだろうか。
当時の僕は、この子にめっちゃ気を遣って映画見に行っていいよって言った。
しかし、この子が本当に求めていたことは「僕と映画に行きたい」だったんだと思う。
こんな感じで額面通りに言葉を受け取っていた僕は超つまらない会話を繰り広げていた。
今でもそれをしちゃうな~。相手が本当にいいたいことをよく考えないと。
相手の背景、意図をちゃんと読み取れるようにするのはたくさん会話してミスっていくしかない。
この話を友達にすると、モテる男はこう返してくる。
モテ男「お前、それ絶対いけたやろ!w」
しかし、モテない男にこの話をすると
モテない男「いや、ただその子がディズにーすきやっただけじゃね?w」
みたいな感じで返ってくる。
当時、僕はモテない男だったので、モテない男に賛同していた。
モテない奴ってほんと、ネガティブだし、勢いないし、察する力ないしクソだなw
今のぼくもまだまだ、察する能力が低いからちゃんと相手がマジでどうやったら喜んでくれるのか?考えなきゃだなー。
「鈍感なのがかっこいいと思っている男、それめっちゃダサいからね」